• 体験・観光
  • コラム

パパとこどもで結成!「雨の日おやこ ねりま探検隊」

公開:2025.06.10
著者:ねりちゃん

パパとこどもで結成!「雨の日おやこ ねりま探検隊」

はじめまして!ねりちゃんです。
私たちはインスタグラムで練馬のママの子連れ情報を発信しています。

今回は私たちが雨の日の過ごし方を提案します。ぜひ、参考にしてみてください!

パパとこどもで結成!「雨の日おやこ ねりま探検隊」

パパとこどもで結成!「雨の日おやこ ねりま探検隊」

「雨の日って、どう過ごしてる?」
ママ友との会話でもよく話題になるこのテーマ。
雨だからこそ楽しめる時間に変えてみませんか?

今回は、パパとお子さんで一緒に楽しめる“雨の日のお出かけコース”をご紹介します。
普段なかなか二人で出かける機会がないパパにとっても、新鮮で特別な時間になるはず。
ママにとっても、ほっと一息つけるうれしい時間になるかもしれません。

実は練馬には、雨の日ならではの魅力が詰まった自然体験スポットがたくさんあります。
親子の思い出作りにぴったりな、区内のおすすめ4スポットを厳選してご紹介します!

準備からもう、冒険は始まってる!~3つの準備~

準備からもう、冒険は始まってる!~3つの準備~
▲気がついたらパパも図鑑に夢中になっていました。

①出発前の“予習”をしよう
お出かけ前に、近くの図書館で、雨の日に出会える生きものの絵本や図鑑を一緒に選びましょう。
「カタツムリってなんで殻があるの?」「雨の日にいる生きものってなにかな?」
そんな小さな“なぜ?”が集まると、大人もどんどん楽しくなってきます。

▲100均のリングノートに紐を通しただけで超簡単!

②“探検ノート”と”バッジ”でミッション感をプラス!
探検ノート?作るの大変そう、、、お手軽な作り方ご紹介!
100円ショップや家にある材料で、冒険バッジや探検ノートを作ってみました。とっても簡単ですが、うちの子は大喜び!
ノートの各ページには、

・カタツムリ
・オタマジャクシ
・アメンボ
・カエル
・ダンゴムシ

など、雨の日に見つけられそうな生きものたちを書いておきました。
「カタツムリを見つけたらシールを貼ってみない?」
そんなふうに子どものアイディアが出てきたので、100均でシールを追加購入。
小さな目標を自分で考えると、子どもの集中力もアップしますよね。
紐をメモのリングに通して首からかければ、探検ノートの完成です!
冒険バッジはおうちにある紙を名札サイズにカット、好きなシールを貼って名前を書くだけ!
100均で購入したネームプレートホルダーに入れれば完成!

▲上:探検隊バッジも安全ピンで作りました。左下:休憩時に開けてもらうおやつ袋 右下:探検ノート

③おやつにもワクワクの仕掛けを用意して飽きない工夫
おやつは、あえて子どもには内緒で用意しました。
さっと口に入れられるラムネやグミを中心に、パパが好きな乾燥梅干しなど、ちょっとした気遣いもプラス。
2枚の茶封筒に入れて、中身が見えないようにします。
休憩のときに2つの封筒を出して、「どっちの袋から開けてみる?」と、パパと2人で楽しめるようにしました。
雨の日は冷えるので、温かい飲み物の用意もお忘れなく。

探検におすすめ!雨の日の公園

【スポット1】 休憩スポット多し!練馬で生きもの探しといったら光が丘公園!

ご存じの方も多いと思いますが、光が丘公園といえば、オタマジャクシ・カタツムリ・アメンボ・カエルなど、たくさんの生きものに出会えるスポットですよね。
さらに光が丘公園は、屋根のある休憩スペースが多く、雨の日の探検にもぴったりです。
生きものを探すなら、公園の真ん中に位置する「バードサンクチュアリ」や、赤塚口の入口にある大きな石花壇の裏側がおすすめ。
土日に開いているバードサンクチュアリの池は雨の日ならではの生きものたちがいます。
池のまわりは滑りやすいので、観察するときはゆっくり気をつけてくださいね。

肌寒くなってきたり、お腹が空いてきたら、公園内にある「カフェレストラン われもこう」がおすすめです。
キッズメニューはありませんが、ホットミルクや軽食が楽しめます。
パパたちは、ミニオムライスプレートと5種野菜のカレーを食べてきました。

光が丘公園
住所:練馬区光が丘4
HP:https://www.tokyo-park.or.jp/park/hikarigaoka/index.html
開園時間:常時開園 ※サービスセンター及び各施設は年末年始休業

カフェレストラン われもこう 光が丘公園店 
住所:練馬区光が丘4-1-4 光が丘体育館内
HP:https://akanenokai.com/menu/restaurant/
営業時間:11:00~16:00(ラストオーダー お食事15:00/ドリンク15:30) 10:30~16:00(土日祝)
定休日:第二月曜日 ※但し祝日の場合は翌火曜日

【スポット2】 フォロワーさんが教えてくれた虫の隠れ家 長光寺橋公園

ねりちゃんのインスタグラムで「虫取り探検におすすめな公園はありますか?」とフォロワーさんに聞いたところ、
「ここの公園が虫取り少年界隈で穴場だよー」と教えていただき、早速行ってきました。
練馬高野台駅から徒歩4分という立地なので、移動時間が短く、子どもの機嫌も崩れにくいのが嬉しいポイント。
遊具が少なめの小さな公園で、雨の日でも「遊びたーい!!」とならずに済むのが助かりますよね。
おかげで、虫探しに集中できました。
パパたちはダンゴムシやチョウチョの幼虫、バッタを発見!
公園のすぐ横には石神井川が流れていて、雨の日ならではの水の量や、流れてくる葉っぱを観察するだけでも、子どもはとても楽しそうでした。
公園の近くには、ベンチ付きの屋根スペースもありますが、少し濡れやすいので、疲れたら練馬高野台駅まで戻って休憩するのがおすすめです。
※川も近く、交通量の多い道路のすぐ横にある公園なので、お子さまから目を離さないよう、十分ご注意ください。

長光寺橋公園
住所:練馬区石神井町1-1-58
開園時間:常時開園

【スポット3】 雨の日でものんびりたっぷり!思いがけず長時間楽しめる向山庭園

石畳と池が美しい日本庭園。「子ども向きじゃないかな?」と思っていたのですが、
こちらもフォロワーさんからのおすすめスポット。
ひょうたん型の池には鯉が優雅に泳いでいて、「アメリカザリガニがいるよ」との噂も。
私たちも探してみたのですが、今回は残念ながら出会えず……運が良ければ見つかるかもしれません。
池に落ちる雨粒の様子を熱心に見つめる息子の姿に、「こんなに集中力があったのか…」とパパも成長を感じたそう。
途中で大きなカタツムリの抜け殻や、丸い石を見つけて楽しみました。
舗装された道が多く、足元が泥だらけにならずにすむのも嬉しいポイント。
長靴がドロドロにならずに帰れる、ありがたい探検スポットです。

庭園の施設内で休憩することができます。
向山庭園で採取した押し花やヘビの抜け殻・クワガタなどがいました。

庭園を出たすぐ横には、急な上り下りが特徴の通称「どんぶり坂」と呼ばれる坂道があります。
この坂はすり鉢のようにくぼんだ形から名づけられたそうです。

ぜひここで「なんでここが“どんぶり坂”っていうと思う?」とお子さんに聞いてみてください。
うちの子も一生懸命考えていて、ほっこりしました。
雨が強い日には、どんぶり坂を流れる水の中を歩くこともできます。
子どもはテンションが上がって、つい走り出したくなるかもしれませんが、坂はかなり急で滑りやすく、公道なので車の通行もあります。
必ずお子さんと手をつないで、長靴やすべりにくい靴でゆっくり安全に通ってくださいね。

向山庭園
住所:練馬区向山3-1-21
HP:https://www.kouyama-teien.info/
開園時間:9:00~21:30 但し庭園散策は17:00まで
休館日:年末年始(12/29~1/3)/施設の点検等による休園(不定期)

【スポット4】 虫取り少年にはたまらないスポット 中里郷土の森

▲息子はまだ赤ちゃんのアズマヒキガエルたちに夢中でした。

満足度No.1!とにかく虫が大好きなお子さまにおすすめの場所です。
うちの子もここでのホタル鑑賞会に参加して、虫好き博士になりました。
実はここ、 虫取り網や虫かごなど昆虫採取に必要なものを貸し出してくれるので、子どももやる気満々になるんです。
舗装された園路を歩きながら、葉っぱの裏をのぞくとアゲハの幼虫やカマキリの赤ちゃんに出会えることも!

またこちらのスタッフさんがとても親切で詳しく虫・草木・鳥のことを教えてくれました。
虫などに詳しくない保護者さんも子どもと一緒に学べる施設です。人見知りな息子も虫のことを聞きたくて自分からスタッフさんに話しかけていたそうです。

▲双眼鏡を貸していただき、キツツキを一緒に探していました。

室内にもカエルや触れるヘビ・カメなどたくさんの生きものたちが!
カエルの餌となる生きもの(ダンゴムシや蚊など)を捕まえて、スタッフさんに伝えると餌を水槽に入れてくれます。
どうやって虫を捕獲するのか観察ができました。
木の実をすりつぶして色水を作ったり、ダンゴムシを捕まえてきて空き箱でダンゴムシ迷路を作ったり、たっぷり3時間遊びました。
室内では飲食OKなのでとっておきのおやつをゆっくり食べました。

中里郷土の森
住所:練馬区大泉町1-51-2
HP:https://www.ces-net.jp/nakazato/index.html
開園時間: 3月~9月 9:00~17:00・10月~2月 9:00~16:30
休館日:毎週火曜日(祝日の場合、その直後の祝休日でない日)
年末年始(12月29日から翌年1月3日)

おわりに

いかがでしたか?

雨の日のお出かけは、どうしてもハードルが高く感じてしまいがちですが、
いつもは走り回ったり遊具で遊ぶのがメインの公園でも、違った視点でゆっくり観察しながら遊ぶと、今まで気づかなかった面白い発見がたくさんあります。
雨の日ならではの虫や植物の様子、静かな自然の音を感じたり、普段は見えない小さな生きものたちにも出会えるチャンス。
そんな新しい遊び方で、お子さんと一緒に自然の魅力を楽しみながら、心に残る時間を過ごせると思います。
少しの準備と工夫で、雨の日の公園探検は特別な思い出に変わりますよ。
ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね。

※雨の日はいつもより滑りやすくなっているので注意して行動してください。
虫さんや生きものたちは雨の日に休んでいたり頑張って動いている場合も。少し観察したら、元の場所にそっと戻してあげましょう。

今回の特集を担当した
ねりちゃんず インスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/nerichan2024/