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川原製粉所 写真で見る工場見学ツアー 開催レポート

公開:2018.11.14
著者:ねりま観光センター

川原製粉所 写真で見る工場見学ツアー 開催レポート

都内でも数軒という、昔ながらの「砂窯焙煎」の技術を残す、
練馬区は羽沢の「川原製粉所」に行ってきました。
※10/19(金)ツアー催行

応募者は催行人数を大きく超え、なんと45名。
今回は残念ながら行けなかった皆さん、すみません。
写真をたくさんUPしますので、お楽しみくださいね。

【10:00】氷川台駅前

【10:00】氷川台駅前
東京メトロの氷川台駅に集合です。有楽町線・副都心線が乗り入れています。 駅前で当日の注意事項などを説明し、いよいよ出発です。

【10:05】

【10:05】
徒歩で移動開始です。 目指すは、ねりコレ店でもある「雪華堂(氷川台店)」さんです。 きれいに一列で歩きます。

【10:10】雪華堂 氷川台店

【10:10】雪華堂 氷川台店
すぐに到着です。 雪華堂さんは創業明治12年。 ねりコレには「昔みそまんじゅう」が選ばれています。 =昔みそまんじゅうの詳細はコチラ= https://www.nerimakanko.jp/nerikore/detail.php?nerikore_id=nk0000022 店員さんに季節の売れスジ商品などを説明してもらうと、 思わず興味が出てしまいます! 「お芋さんどら焼」VS「栗どら焼」、軍配は現在のところ、栗どら焼のようです!

【10:20】氷川神社

【10:20】氷川神社
続いて、氷川神社を目指します。 お察しの通り、氷川台の地名は、この神社が由来なのです(創建1457年!)。 境内に狛犬が居ますが、小ぶりな方はなんと、1787年(天明7年)造立とか。 練馬区の登録有形文化財にも登録され、区内の神社に残る狛犬としては最古です。 気軽に見れる石像(?)に230年もの歴があるとは驚きです。

いよいよメインの川原製粉所!どんな見学になるのでしょう?

【10:50】

住宅街の中をてくてく歩きます。 改めて練馬区の広さと起伏に富んだ地形を感じます。 羽沢に入ると、風向きでしょうか? どこからともなく焙煎の香ばしい香りが。。。 ゴールは近い!ですね。
川原製粉所に到着です。
社長の川原さんに、まずは外で説明を聞きます。
原料の大麦(手前)と砂窯で焙煎した丸つぶ麦茶(奥)。 色はもちろんですが、大麦を砂窯で焙煎することにより、丸くふっくらと煎られていることが わかります。 砂窯焙煎は手間はかかりますが、香りも味も、格段に良くなります。
衛生面に十分配慮し、白いキャップを被ります。 一気に工場見学感が高まりますね! 当日はJ:COMさんのクルーも取材で同行されていました。
工場内は、見たこともない機械でいっぱいです。 乾燥させた麦が、工場内の天井に張り巡らされた管を通り、頭上を移動します。
レンガ造りの砂窯です。 煌々と火が灯り、砂を熱します。その熱で満遍なく麦を煎るのです。 温度は284度!高温ですね。 ※内温ですので、外は熱くありません。見学は安全に行われます。
特別に、機械の脇の扉を開けてもらいました。 重い鉄の扉が開くと、、、香ばしい煙が一気に立ち込めます。 映画のワンシーンのようです。
川原製粉所では、きな粉も作っています。 川原さんの後ろにあるのが、「粉挽き機」です。 要するに石臼と同じです。 ちょうど中央にある、円盤状の部分に地面に対し垂直に機械が設置されています。 少し、稼働してもらいましたが、ゴリゴリと鈍い音をたて、 上から下に大豆が流され、砕かれてきな粉になります。
さらに、麦を挽いたもの(はったい粉や香煎=こうせんとも)や、 おこしに入れるパフなどの原料も製造しています。 あの全国区のお菓子の原料をここで製造しているとは、オドロキです! 練馬区、すごい。 川原製粉の技術、すごい。
最後に、出来立ての麦茶をいただきながら、 お土産の麦茶の説明を受けます。 ネット販売のほか、都内ですと「エスカマーレ江古田店」や、西武百貨店内の「こだわり市場西武池袋店」で購入できます。 目の前の機械と職人さんの技で作られた製品ですから、断然愛着がわきます。 きっとおいしい麦茶が煮出せるに違いありません。
これにて解散です。 当日は、やや外気温が低いこともあり、川原製粉所でお弁当を配布します。 こちらのお弁当もねりコレ認定の「豊悠(ほうゆう)」さんのねりま弁当です。 皆さん、お持ち帰りになられたり、近くの城北中央公園で食べたりと、 思い思いに過ごされました。 =ねりま弁当の詳細はコチラ= https://www.nerimakanko.jp/nerikore/detail.php?nerikore_id=nk0000050

ツアーを終えて・・・。

「練馬の普段の魅力を大人が楽しむ」をテーマに試験的に開催された今回のツアー。 ご参加の皆さんも、 『昔ながらの製法を大事にしている工場が練馬区にあったとは』 『住宅街の中に、様々な工夫をしながら区外の仕事もこなしているとはオドロキ』 などなど、 新鮮な感想をお持ちのようでした。 ねりま観光センターでは、この他にも「区民の皆さんがもっと練馬区を楽しめる身近なツアー」 などを企画・催行していく予定です! ぜひ、「とっておきの練馬」サイトを定期的にチェックしてみてくださいね! <川原製粉所> ・住所:〒176-0003 東京都練馬区 羽沢3-27-1 ・電話:03-3991-1365 ・URL:http://www.kawaharaseifun.jp/
※川原製粉所では、個人の工場見学は受け付けておりません。お問い合わせはご遠慮ください。 ※原稿で使用した全ての写真の著作権はねりま観光センターに帰属します。画像の無断コピー・転載・使用を禁じます。